[エクスポートコネクション]Google Ads Customer Match connector
概要
本コネクタは、ecforce AIdpに蓄積した顧客のメールアドレスと電話番号を、Google 広告のカスタマーマッチ(Customer Match)ユーザーリストとして送信(エクスポート)するコネクタです。送信した顧客本人や、その人たちに似たユーザーに対して、精度の高い広告配信ができるようになります。
※送信してからGoogle側でのマッチングが完了し、広告に反映されるまでには時間がかかります(最大で24時間〜数日程度)。
Data Manager API 経由で、Google 広告のCustomer Match用ユーザーリストを送信します。
送信したユーザーリストは、Google 広告のオーディエンス マネージャーの「ツール > 共有ライブラリ > オーディエンス マネージャー > データ セグメント(旧「ユーザーデータ」)タブ」に格納されます。
事前準備
本コネクタを使用する場合、送信したい顧客の識別情報をまとめたデータセットを用意する必要があります。 以下のカラムを持つデータセットを作成してください。
| カラム名 | 型 | 制約 | 内容 |
|---|---|---|---|
| user_id | string | NOT NULL | エンドユーザーを一意に識別するID |
| normalized_user_identifier | string | NOT NULL / UNIQUE | 正規化済みの電話番号(E.164)またはメールアドレス |
| user_identifier_type | string | NOT NULL | 「mail_address」または「phone_number」 |
注意点
以下のルールを満たさない場合、エラーとなるためご注意ください。
・「user_id」「normalized_user_identifier」「user_identifier_type」が空でない
・「normalized_user_identifier」が重複していない
・1人(同じ「user_id」)あたりの識別子が10件以内
・「user_identifier_type」は、「mail_address」(メールアドレス)もしくは「phone_number」(電話番号)のいずれか
・メールアドレスと電話番号が正規化済み ※個人情報のハッシュ化(SHA-256)はecforce AIdp側で自動的に行うため不要
▼正規化の例
正規化例はイメージを掴むための代表例です。厳密なルールはこちらをご確認ください。
| 種別 | 正規化前 | 正規化後 | 補足 |
|---|---|---|---|
| メールアドレス | Taro.Yamada@Gmail.com | taroyamada@gmail.com | ・小文字化 / 前後の空白を除去 ・「gmail 」や「googlemail」は「 @ 」の前の 「. 」を除去 |
| 電話番号 | 090-1234-5678 | +819012345678 | ・国番号付きの E.164 形式 ・「+ 」以外は数字のみとする |
接続手順
以下の手順に従い、コネクションを使用するために必要な情報を取得し、ecforce AIdp管理画面にて設定を行ってください。
※コネクション作成画面を別タブで開き、情報の取得とコネクションの設定を同時に行うことを推奨します。
Step 1:APIの有効化とAPIリクエストに必要なパラメータを集める
Step 2:エクスポートコネクションを作成する
Step 3:ジョブを設定する
Step 1:APIの有効化とAPIリクエストに必要なパラメータを集める
- Google API Consoleにアクセスする
- プロジェクトが選択されていない場合、プロジェクトを選択する
※プロジェクトが存在しない場合は、プロジェクトを作成する - 画面左側のメニューの「認証情報 > 認証情報を作成 > OAuthクライアントID」をクリックし、OAuthクライアントIDを作成する
・アプリケーションの種類:ウェブアプリケーション
・名前:任意の名前
・承認済みのリダイレクトURI:http://localhost -
作成したクライアントIDのOAuth Credencialを取得し、「Client ID」と「Client Secret」をコピーする
コピーした値は、コネクション作成画面の以下の項目に設定してください。
・「Client ID」の値 →「clientId」
・「Client Secret」の値 →「clientSecret 」 -
Data Manager APIの詳細ページにアクセスする
Data Manager APIの詳細ページが表示されない場合
Data Manager APIの詳細ページが表示されない場合は、以下の手順を行ってください。
----------
1.Google Cloud API Libraryにアクセスする
2.プロジェクトが選択されていない場合、プロジェクトを選択する
3.画面上部の検索ボックスに「data manager api」と入力して検索を実行する
4.検索結果の一覧から、「Data Manager API」のカードをクリックする - プロジェクトが選択されていない場合、プロジェクトを選択する
- 「Enable」をクリックしてData Manager APIを有効化する
-
手順4でコピーした「Client ID」を元に以下のURLにアクセスして認証を通す
https://accounts.google.com/o/oauth2/auth?client_id=${CLIENT_ID}&redirect_uri=${REDIRECT_URI}&scope=https://www.googleapis.com/auth/adwords&access_type=offline&response_type=code注意点
この後に取得するcodeの有効期限が数分と短いため、手順2を行った後は速やかに手順3を行ってください。
- 「Authenticated via OAuth. You can close this window.」と表示されるので、URLバーからcodeパラメータの値をコピーする
※「お探しのページは見つかりません」というページが表示された場合でも、URLバーからcodeのパラメータ値をコピーする -
「Client ID」「Client Secret」およびコピーしたcodeパラメータの値を用いて、ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプト)から以下のコマンドを実行する
※コピーをする際は、先頭や末尾の漏れ、不要なスペースが入っていないかを確認するcurl \ --data "grant_type=authorization_code" \ --data "client_id=${CLIENT_ID}" \ --data "client_secret=${CLIENT_SECRET}" \ --data "redirect_uri=${REDIRECT_URI}" \ --data "code=${CODE}" \ https://www.googleapis.com/oauth2/v3/token以下のエラーが表示された場合はコードの有効期限が切れた可能性があるため、再び手順2を行う
{ "error": "invalid_grant", "error_description": "Bad Request" } -
Json形式のレスポンスが返却されるので「refresh_token」の値をコピーする
コピーした値は、コネクション作成画面の項目「refreshToken」に設定してください。
{ "access_token": "***************", "expires_in": 3599, "refresh_token": "1//*************", "token_type": "Bearer" }
Step 2:エクスポートコネクションを作成する
- ecforce AIdp管理画面にて、「コネクション > コネクションを作成 > エクスポート用コネクションを作成する」をクリックする
- 「Google Ads Customer Match connector」を選択して「決定」をクリックする
-
以下の項目を入力して、「接続確認をして保存」をクリックする
項目 説明 接続先サービス 選択した接続先サービス名が表示されます。 接続先名 コネクションの名前を設定してください。
※管理用の名前です。説明 コネクションの説明を設定してください。 項目 説明 参照するデータセットのテーブル名 Client ID Step 1: APIの有効化とAPIリクエストに必要なパラメータを集めるの手順4でコピーした「Client ID」を設定してください。 Client Secret Step 1: APIの有効化とAPIリクエストに必要なパラメータを集めるの手順4でコピーした「Client Secret」を設定してください。 refreshToken Step 1: APIの有効化とAPIリクエストに必要なパラメータを集めるの手順11でコピーした「refresh_token」を設定してください。 ログイン用の customer_id ログインに利用する(MCC等)「customer ID」を設定してください。 書き出し先のcustomer_id (カンマ区切りで複数設定可能) 送信先となる Google Adsアカウントの「customer ID」を設定してください。 セグメント名 作成されるユーザーリストの名前を設定してください。
Step 3:ジョブを設定する
- ecforce AIdp管理画面にて、「ジョブ > ジョブを作成 > エクスポートジョブを作成」をクリックする
-
以下の項目を入力して、「保存して実行」をクリックする
項目 説明 ジョブ名 任意の名前を設定してください。 実行スケジュール データセットを送信したい頻度を設定してください。
※ジョブ実行時に、最新のデータセットを送信()し直すため、最新のデータセットを反映したい間隔を設定してください。また、他のジョブの実行時間と重ならない、余裕を持ったスケジュールを設定することを推奨します。
エクスポート先 Step 2: エクスポートコネクションを作成するで作成したコネクションを設定してください。 データセット選択 事前準備で作成したデータセット(ユーザーリスト)を選択してください。
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